リニア彗星5/25(C/2002T7)
観察失敗 but 撮影成功
update 25.May.2004
↑タカハシFS-60Cフローライト屈折(fl=355mm)直焦点画像(約30秒露光)

*撮影データ* 2004年5月25日20時06分
*カメラ* 改造EOS kiss_Dボディ(ISO感度800設定)
*レンズ* タカハシFSー60Cフローライト屈折直焦点(口径6cm/fl=355mm)
*撮影地* ↓富山県東砺波郡城端町(国道304号五箇山トンネル横の旧道脇、海抜約500m〜)
←五箇山トンネ
ル横の旧道です。
かつては「人食い
谷」と恐れられた
道ですが、トンネ
ル開通後、殆ど
通る車はありませ
ん。まして夜間は
交通量ゼロ。

視界は、東側は駄
目。北は北極星が
見える程度。
南はさそり座の上
半分が見える程
度。西方向は開け
ています。

PENTAX
赤道儀にて
ノータッチガイド

前回23日同様、午後から晴天となり、夕方には雲一つ無い青空となりました。
噂のリニア彗星が西空に姿を現しているはず(国内で24日に撮影されている)なので、このチャンスを逃す
わけにはいきません。急いで現場に向かいましたが、結局着いたのは19時40分頃でした。

まだ薄明が残っていますが、北極星が見えたので極軸合わせ。電源とカメラを準備し、西南西の低空を
5cm7倍ファインダーで探しましたが見つかりません。

こんなこともあろうかと持ってきたノートPCの「ステラナビ6」を立ち上げ、予報位置の赤経・赤緯を調べま
した。画面を見ると、彗星は既に西空かなり低空に表示されています...これはいけない!望遠鏡の赤
緯目盛を予報位置に合わせてロック、赤経クランプは緩めて望遠鏡の向きを西山の稜線付近まで下げて
みました。それでもファインダーには恒星以外は見えません...既に時刻は20時を過ぎています...

時間がないので、取り敢えず1枚1眼デジカメのシャッターを切りました。
(後で分かったことですが、この1枚目のコマにリニア彗星が写っていました。)
撮影後、デジカメ背面の液晶確認窓を見るが、彗星らしき姿は分かりませんでした。あわてて、山の稜線づ
たいに何枚かシャッターを切りました。=いずれも確認できませんでした。
この後、ニート彗星の撮影に移りました。

リニア彗星:5月25日6月3日4日5日13日

ブラッドフィールド彗星(5/2早朝)彗星
2004年春の3彗星へ/天文メニューへ/最初へもどる

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送