*カメラ*
改造EOS kiss_Dボディ(ISO感度800設定)
*レンズ*
タカハシFS60Cフローライト屈折直焦点
(口径6cm/fl=355mm)

↑*PENTAX赤道儀*↑にてノータッチガイド |
昼過ぎ辺りから青い空が見え始めました...。
が、残念ながら夕方には早くも薄雲が空を覆いはじ
めていました。
職場を出たのは19時頃。途中、1箇所またもや所用
で道草。用事を済ませ、現場到着は20時過ぎ。
薄雲が空を覆っていますが、天頂付近は雲がありま
せん。残念ながら、西の方には薄雲がありますが前回
よりは雲の量、厚みは少ないようです。
望遠鏡を下ろしてセットを始めようとしたところでアクシ
デント発生(内容は省略)。その対応で5分余り時間を
ロス。今回は極軸合わせにも時間をとられました。
後から考えると、一番の原因は薄雲で北極星が極軸
望遠鏡の視野で見つけにくかったのでした。
同じくニート彗星確認にも非常に時間がかかりました。
いや、いったんは数分でニートをカメラ視野にとらえる
ことに成功したのです。が、視野の中央に導こうと再度
望遠鏡を動かしているうちに見失ってしまったのです。
これも原因は薄雲です。明るめの星は雲越しに見えま
すが、これが災いしてファインダーでもデジ一眼の背面
液晶でもぱっと見ただけではどれも彗星のようなボヤっ
とした見え方をしているのです。また雲が厚く、見えない
状態の時もあったようです。途中、知人のKさんから携
帯で連絡が入る。下も薄雲があり非常に見えにくいとの
由。こちらの現在地を連絡する。
双眼鏡やファインダーで探し続けるが見つからない。
kiss_Dで怪しげそうな箇所を撮ってみるが、恒星ばかり。
そんな繰り返しでいらいらした状態が30分余り続きまし
た。そんなことをしているところへKさんがやって来る。
下よりは星がよく見えるということだが、肝心のニート彗星
はまだ見つからない。こんなのだったらニートの位置予
報をメモしてくるのだった、と後悔しました。
しばらくして、ようやく彗星を再度見つけることに成功。
さらに前回よりも暗くなっているようです。尾は判然とは
しません。大急ぎで撮影開始。(21:20頃〜)
←ポタ赤に搭載のタカハシのFS60C直焦点で撮影。
同架のミニボーグφ5cmアクロマート屈折で彗星を見る
ことができましたが、安物の8×30双眼鏡では見逃して
しまいそう。FS60C付属ファインダーでは最初に見た時
(20:40頃)位置確認がやっとでした。
同彗星の尾の微細構造など問題外で、とりあえず徒労に
終わらなかったことだけが不幸中の幸いでした。 |