ニート彗星5/18(C/2001Q4)
update 18.May.2004
↑上画像の↓反転画像↓(尾が少しでも見易くできないかと...)
画像をRegistax2で合成する際、比較的良さそうな7枚のみでコンポジット処理させてみました。
細く淡い尾の芯(しん)部分?を強調するため、画像を反転してみました。


撮影データ
2004年5月18日20時33分〜51分
(60秒露光4枚、90秒露光6枚、120秒露光2枚、計12枚を加算平均合成)
星像が流れて見えるのは、加算平均処理段階で基準を彗星の頭部に合わせて
(=彗星の動きに擬似的に合わせて?)いるためです。
*撮影地*:富山県東砺波郡城端町(国道304号線道路脇、海抜約400〜500m)
*カメラ*
改造EOS kiss_Dボディ(ISO感度800設定)
*レンズ*
タカハシFS60Cフローライト屈折直焦点
(口径6cm/fl=355mm)


*PENTAX赤道儀*↑にてノータッチガイド
昼過ぎ辺りから厚かった雲が薄くなり始め、夕方は
青い空が見え始めました...が、残念ながら今日
は午後から出張があり、(先週のように)そのまま自
宅へ戻りたいところですが、どうしても片付けなけれ
ばならない仕事があり、職場へ戻りました。
結局、職場を出たのは19時45分頃。しかも途中で
用事で立ち寄らねばならないポイントがあります。
用事を済ませたのは、20時過ぎ。急いでそのまま
城端町へ走りました。薄雲は高層雲によるもので
標高を稼いでも雲の上に出ることは無理ですが、
透明度を稼ぐため、今回は少しでも標高の高い場
所へ移動することにしたのです。
前回5/14同様、薄雲が空を覆っていますが、ところ
どころ殆ど雲がないところもあります。残念ながら、
西の方には薄雲がありました。が、標高を稼いでい
る分だけ前回ほど悲惨ではありませんでした。
双眼鏡やファインダーでは、薄雲の中に彗星が見え
ます。大急ぎで撮影開始。(20:30頃〜)
←ポタ赤に搭載しているタカハシのFS60C直焦点
で撮影。同架のミニボーグφ5cmアクロマート屈折や
小型ファインダー、双眼鏡で、いずれも彗星を見る
ことができましたが、肉眼での確認は厳しい状態で
した。

今週末辺りまでが観察・撮影のチャンスだと思って
いますが、週間天気予報では雲と雨マークばかり。
おまけに仕事の方も晩までかかる日が続く予定で、
こんなこともあろうかと、昨晩のうちにクルマにポタ赤
一式を積んでおいたのが効を奏しました。
同彗星の尾の微細構造は相変わらずとらえられない
ままですが、その片鱗は感じ取る(=撮る)ことができ
たのが救いです。

←現在、ポタ赤一式を車載したまま通勤中 ^^;
画像をクリックすると、拡大画像表示
今回の移動場所↑(富山県城端町のR304号線道路脇)
クルマ左側に望遠鏡を置き、国道からの直射光をガード

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