ニート彗星5/11(C/2001Q4)
update 11.May.2004
↑上画像の↓反転画像↓(尾が少しでも見易くできないかと...)
上の画像から、比較的条件のよさそうな5コマだけを加算平均合成してみたもの。
画像を反転して、少しでも尾が見易くなるように工夫してみた。
撮影データ
2004年5月11日20時45分〜58分(60秒露光4枚、45秒露光10枚、計14枚加算平均合成)
星像が流れて見えるのは、加算平均処理段階で基準を彗星の頭部に合わせて
(=彗星の動きに擬似的に合わせて?)いるためです。
*レンズ*
タカハシFS60Cフローライト屈折直焦点
(口径6cm/fl=355mm)
※奇しくも↑同望遠鏡↓のファーストライトとなりました。

*カメラ*
改造EOS kiss_Dボディ(ISO感度800設定)

夕方頃になって、ようやく雨も上がりましたが、
暗くなり始めても雲が空一面を覆っていました。
「今日も駄目か」と、観察は完全に諦めて居残り
仕事をし、職場を出たのは20時近かったのです。
ところが、自宅近くまで来てふと西空を眺めると
雲が切れ、星が瞬いているではありませんか!。
帰宅後、晩ご飯は後回しにして即望遠鏡を外に
出して準備にかかりました。
時間がないので、今回はポタ赤(PENTAX)です。

ポタ赤に搭載しているタカハシのFS60C直焦点
で撮影。眼視観察は同架のミニボーグφ5cmア
クロマート屈折でしました。
観察できなかった3日の間にニート彗星の高度も
上がり、ほどなく見つけることができました。
FS60C付属φ25mmファインダーでもしっかり見え
ます。尾が少し伸びているのも分かりました。存在
だけなら肉眼でも確認できそうです。
尾が少し伸びたように見えるのは、彗星と地球の位
置関係が尾を観察しやすい角度になってきたのか
も知れません。
20時45分頃より撮影開始。(前回同様、今回も後半
の透明度がよくなく尾までははっきり写っていません
でした)もう少し早く始めたいところですが、20時過ぎ
てから晴れだしたので、仕方ありません。
21時になり、手前の杉林に隠されそうになった頃、
また薄雲が出始め、21時ちょうどには完全に雲に
邪魔されたため終了。
実質的に30分程の間でしたが、天の神様が哀れに
思って?一時的に雲をどかしてくれたのだとしか思
えません。
*PENTAX赤道儀*↑にてノータッチガイド
*撮影地*:自宅(富山県福光町)

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